おもと果樹庵のマンゴーをごひいきにしてくださるお客様へ出した案内の一部に間違いがありました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
去った6月23日は沖縄では「慰霊の日」でした。
石垣島には米軍基地も無くそれほど戦争を感じることはありませんが、私の住む地域も市街地から離れた場所で、近くに野戦病院のようなものがあったと聞いています。
また、当時この辺りへ避難してきて、マラリアに罹ってなくなった人も大勢いたといいます。
戦後66年が過ぎようとし、沖縄でも当時を知る語り部が少なくなってきています。
私も沖縄戦とはまったく無縁の戦後世代ですが、何があったのか、どうしてそうなったのかを子供たちにしっかり伝えていかなければならないと、改めて思う日でした。
「今年は台風の当たり年だ」なんて云うことがありますが、とんでもない。
今年は大当たりの年のようです。
まだ6月だというのにもう3回も台風対策を繰り返しています。
マンゴーハウスの周囲と天井にすべて防風ネットを張り巡らせ、風で飛ばされそうなものは片付け、停電にも備え、台風対策にはほぼ1日かかります。
さらに台風の通過後、これらを元に戻し、折れた枝を切り、倒れた樹を起こし、数日が費やされます。
今回の台風5号は石垣島のかなり近くを通過したようですが、勢力がそれほど強くなかったためほとんど被害もなく済みました。
マンゴーの収穫を目前に控え、身も心も疲れますが、被害が無かっただけで良しとしなければいけませんね。
ところでひとつ残念だったのは、今日開催予定だった石垣島出身のアーティスト、ビギンの歌の日コンサートが中止になってしまったことです。
私はもともと行く暇を作れずあきらめていましたが、ビギンの3人の生まれ島でのコンサートを楽しみにしていた地元の人、観光客の人々にはお気の毒でした。
ビギンの魅力についてはまた別の機会に書きたいと思います。