
満開に咲いたマンゴーハウスで仕事をしていると、枝の茂みの中からブーン、バチバチッと不吉な音が・・・
一昨日、ハウスの天井にスズメバチが一匹へばり付いていたのを思い出し、すかさず後ずさり。
音が止んだところでそーっと探してみると、やっぱりいました。 それもデカイのが!!
ネットで囲まれたハウスにどこからか紛れ込んでしまったようで、このようなオカタにこのまま居座られたのでは、オチオチ仕事もしていられないので、携帯で妻に家にある殺虫剤を持ってきてもらうことに。 ずっと監視していないと逃げられたらたまりませんから。
しかしながら、普段はハエにも蚊にも化学兵器などは使わず、専らハエタタキで応戦している我が家にあったのはアリ〇ンチョール。
それでもハチは農薬に弱いと知っていたので、運良く茂みから出てきたところに、シューーーーーーっと長い一吹き。 見事命中で、すぐに落ちました。
それにしてもデカイなーと、地面に落ちてもがいているハチを眺めていると、そのうち、手足(?)を激しくバタつかせて、すぐにおとなしくなりました。 が、しかし、なんとお尻だけは微妙に前後に動き、その先から針を出し入れしているではありませんか!
羽も足も完全に動かなくなった後に、針だけをたぶん20回くらい出し入れしてから完全に果てました。
突然化学兵器の攻撃を受けて意識を失っても、見えない敵に向かって最後まで戦い続けたその本能に敬服です。
体長が4センチほどのそのお方、やはりオオスズメバチの女王様だと思うのですが、どなたか詳しい方がいらしたら教えてください。